どうもサンアメニティの知識です。
今回はいつもごひいきにしていただいている病院様の床剥離洗浄作業です。
床剥離洗浄とは、塗り重ねられたワックスをハクリ剤で除去する作業です。
普段の洗浄作業だと、表面の汚れを洗浄しワックスで仕上げるといった内容になります。
これでもきれいに見えるのですが、剥離洗浄は段違いにきれいになります。
では剥離洗浄がどれだけきれいになるか、見ていただきたいと思います。
まずは洗浄の仕方ですが、ハクリ剤をお湯で希釈し床に塗布します。
この時塗残しがないようにまんべんなく塗、剥離をしない場所との切れ目のところには前もって養生をしたうえで塗る際は手で慎重に塗ります。
塗ったら10分から15分程度置きポリッシャーにて洗浄、角のポリッシャーが当たらないところに関しては手作業で洗浄していきます。
上の写真を見ていただくとわかると思いますが、かなり水を大目に使っています。
これには理由があります。
ハクリ剤で反応したワックスは、洗濯のりのような固形になります。
ですので水をたくさん使わないとワックスがしっかり除去できないんです。
そして汚水を回収してワックスが残ってないか確認、残っていればもう一度同じ作業を繰り返すといった作業になります。
定期的な剥離洗浄をしっかりしていれば一回で落ちることもありますが、何年も剥離していないというところがほとんどですから一度で終わることはほとんどありません。
最低でも2回は繰り返しますね。
では剥離したところとしていないところではどのくらい違うのか見ていただきましょう。
上が剥離した後したが剥離前です。
通常の洗浄ワックスでも、きれいになったと感じます。
しかしこのようにして剥離してみるとこんな汚れてたのかと思うほど色が違います。
そしてワックスを塗るわけですが、基本洗浄ワックスでは当社では2層塗しています。
ですが今回は剥離をしているので、ワックスが全くない状況です。
この状況で2層塗だとあまり光って見えない為剥離後は基本3層塗をするようにしています。
では塗った後を見ていただきます。
このように光り輝いています。
ここは土足OKなのですが、通られる職員の方が土足で通るのは気の毒っかですねといってくださいました。
定期的なメンテナンスをしないと汚れはワックスと共に堆積し、黒ずみが目立つようになります。
普段の清掃では表面を洗浄するようにし、一年に一度は剥離することをお勧めします。
今回はこれまでなのですが、最近更新せず溜めている記事がありますので一気に掲載したいと思います。
ぜひご覧ください。
ご拝読ありがとうございます、サンアメニティの知識でした。